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 第1回
避難訓練
(消火訓練)

 4月15日(金)の2校時に、今年度第1回の避難訓練を、体育館からの出火を想定して行いました。第1避難場所であるグラウンドは残雪で使用できないこと、雨天で気温が低かったことを考慮し、ジャンバーを着て、外靴を履いて慌てずに避難するよう指示しました。子どもたちは非常に落ち着いた行動で、速やかに避難することができました。
  はじめに、校長の話で、出火場所が、学習で火を使う理科室や家庭科室ではないことを確かめ、火を使っていないのにどうして火事が起きるのかを一緒に考えました。一人の子どもの発言の「コンセント」「火花」というキーワードをヒントに、トラッキング現象による火災についてのニュースを思い出した子どもたちが多くいました。家庭でも、使用しないプラグは抜くこと、コンセントにほこりが溜まらないように時々掃除することなどを話しました。その後、昨年度から避難訓練時に話している、災害から避難する時に大事な「気付くこと」「考えること」「行動すること」について改めて確認し、今日の避難の仕方について褒めました。
 次に、西置賜行政組合消防署飯豊分署の方から、水出し消火器を使用した消火訓練を指導していただきました。その際も、「消火器のホースを火元に向けずに粉を出してしまうと、自分の周りが見えなくなってしまうこと」「自分の逃げ道を確保してから消火器を使うこと」「天井まで火が届いていたら、消火器では消せないのですぐ逃げること」など、初期消火の際の「気付くこと」「考えること」「行動すること」のポイントを具体的に教えていただきました。